2023.12.22

ホームページ用写真を準備するコツ

ホームページ制作に必要な準備物<データ編>でもお伝えさせていただいた、ホームページには欠かせない「写真」。今回は写真を準備する際の注意点やポイントについてご紹介します。

ホームページで写真を使用することのメリット

リアルなイメージを伝えられる

ホームページで写真を使用するメリットはなんといっても「リアルなイメージを伝えられる」ことです!テキストでは伝えられない視覚的要素からアピールすることで、より具体的にビジネスや商品の魅力を伝えることができます。

オリジナリティを出せる

ホームページ制作のために撮影した写真は、オリジナリティを高めてくれる効果もあります。フリー素材・有料素材などの提供されている素材は、他社のホームページに使用されている写真と重複してしまう可能性がありますが、唯一無二の写真を使ってオリジナリティを出せばブランディングにつながり、自社の強みやこだわりを前面に出せるようになります。

ページからの離脱を防ぐ

文字ばかりのページでは、ユーザーの集中が切れやすいです。長文はユーザーを疲れさせたり、飽きさせてしまうことがあるため、なにも対策しなければ、ページから離脱していってしまいます。画像を適度に使用して、ユーザーの集中力を保ち、一呼吸できるように工夫すれば、ユーザーの離脱を防ぐことに繋がります。

写真はデータ?アナログでもOK?

ホームページに使う写真は、自分で撮影する、プロにお任せする、フリー画像や有料画像を使うなど色々な方法があります。仮に自分で撮影する場合は、可能な限り、高画質かつ大きいサイズの画像を「JPEG」もしくは「PNG」形式で保存してください。そうすることで写真撮影後もサイズのトリミングや編集を行うことが可能になります。もし使いたい写真が現像したものしかなかった場合でも、弊社にお任せ頂ければ、紙焼きした写真をスキャンして画像を取り組むことができます。

ホームページ用の写真撮影のコツ

次にホームページに使う写真の撮影のポイントをご紹介します。
撮影のポイントは次の5点!

  • 明るい場所で撮影する
  • 引きの構図で撮影する
  • 横向きに撮影する
  • ホームページ全体のイメージに合うか意識する
  • ポイントを変えて撮影する

明るい所で撮影する

基本的に明るい写真は情報をポジティブに、そしてクリアに伝えることができます。写真撮影の場所に迷ったら明るい所を選んでください。屋外の撮影であれば曇りの日ではなく、晴れの日に撮影したものを採用してください。屋内であれば白い背景の前に被写体を置くと、明るい自然光を活かした撮影ができます。

屋外撮影の時には太陽の位置に注意が必要です。
人物撮影なら逆光で顔が暗くなっていないか、太陽の光が正面から当たりすぎて眩しそうな表情になっていないかチェックしましょう。建物や物撮りであれば「影」の入り方をチェックしてみてください。見せたい個所が影で隠れていませんか?屋外撮影のオススメの時間帯は9時~11、13時~15時ごろです! 日の光が斜めから差し込むので自然で明るい写真が撮影できますよ。

そして、よくあるのが映りこみです。
撮影者が写真に写りこんでないか被写体以外の背景にも気を配ってみてください。窓ガラスやミラー・車のボディにカメラをかまえる撮影者が映りこんでいたりするので、ご注意ください。

引きの構図で撮影する

ホームページや印刷物をデザインする場合、写真は高い確率でトリミング加工をして利用します。
(トリミング=写真の不要な部分を削除して整えることで見栄えをよくする画像処理) そのため画像処理をしやすい「引きの写真」が制作サイドはとても助かるのです!

撮影するときは、被写体を画角いっぱいに撮らずに周囲の背景を多めに含めて「引きの構図」でお願いします。被写体に近づいて、より大きく見せたいとの心理から画角いっぱいに被写体が入ってしまうと、いざホームページに掲載するときに縦横比の関係から伝えたい絵が切れてしまいます。動きのある写真や連続した写真は、他の写真とサイズ感が揃わずに、違和感を感じるケースもあります。写真に余白を多めに取って撮影しておくと、加工処理がスムーズにいき、理想に近い構図でホームページに写真を配置することができるのです!

横向きに撮影する

ホームページ用の写真を撮る際は、基本的に横向きで撮るようにしましょう。ホームページ上で縦写真を掲載すると、スクロールが必要になったり、画面から見切れたりし、見にくくなります。統一感が出て記事が読みやすくなるので、可能な限り横向きで揃えましょう。

ホームページ全体のイメージにあう写真か意識する

ホームページの雰囲気や色調、ブランドイメージなどにマッチした写真になるか意識しながら撮影しましょう。いくら良質の写真でも統一感がないと効果は半減しますし、違和感や不快感を持たれるかもしれません。

ポイントを変えて複数枚撮影する

最後に同じ写真を違う角度・ポイントから撮影することで、撮影した写真のいづれかをホームページに表示した際に、しっくりなじむ写真が見つかることがあります。例えば人物の写真なら、中央、左寄り、右寄りなど複数の構図で撮っておきます。同じ構図でも、さまざまな目線や表情で撮影しておくと、のちのち制作しやすくなります。選択肢が多いに越したことはありません!より沢山の写真を撮ってください!

まとめ】

ホームページに掲載されている画像は視覚を通して、商品やサービス、情報の価値や効果をユーザーに直感的に感じさせ、内容を理解してもらうためにとても重要です。今回ご紹介した写真撮影のコツを抑えていただければ、何となく撮った写真よりも遥かに伝わる写真になります。是非実践してみてください!
もちろん、弊社でもフリー写真を準備したり、写真撮影へ行くことも可能です。お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

からかる

からかる

主に見習い担当。毎日子育てに奮闘中。マンガとコーラが大好きな蟹座のママ。

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