現在、数多くのSNSが登場していますが、Facebookもその1つです。
Facebookは他のSNSと異なり実名登録が原則であることから、アカウント名や登録情報に信ぴょう性が高いため、安心して企業や個人と連絡を取れるという特徴があります。
今回はそんなFacebookの活用方法について解説していきますね。
Facebookとは?
Facebook(フェイスブック)とは、世界最大の実名登録制のSNSです。
2004年にハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグによって運営が開始されました。
日本国内ではユーザー数がLINE、Twitter、Instagramに次いで4位となっています。日本国内でこそユーザー数が比較的に少なめですが、海外でのユーザー数がずば抜けており世界最大のSNSだと言えます。
またFacebookは、友達や知り合いと繋がれる場所として知られており、実名での登録が推奨されているので、ビジネスなどのフォーマルな用途で使われることが多いSNSでもあります。
Facebookには個人ページとFacebookページというものがあります。
個人ページは一般ユーザーが使用する個人用アカウントのページのことで、実名登録が必須、友達は5000人までという制限があります。
一方Facebookページとは、会社名や商品名で登録することができ、主に企業のマーケティングや広報として利用されるものです。
ではFacebookページについて詳しくみていきましょう。
Facebookを企業で運用するメリット
Facebookを企業で運用するメリットは大きく5つあります。
①低コストでの運用が可能
Facebookページは無料で作成、運用することができるため、広告費があまりかけられない企業でも導入しやすいです。コンテンツ作成や、投稿などに対する人件費はかかりますが、他の広告と比べても比較的低コストで運用できます。
②他のSNSと比べて炎上しにくい
実名登録が多く、また公開範囲もある程度限られていることから、匿名性の高いTwitterなどに比べて炎上のリスクが低いです。
ただし、公開範囲が限定されているということは、裏を返せば拡散力があまり高くないともいえます。
③顧客や就活生と直接コミュニケーションがとれる
企業が投稿した記事に「いいね」をもらうことでユーザーの反応をダイレクトに感じることできます。また反応したユーザーの情報をタイムラインで確認することも可能です。コメント機能を利用すれば直接コミュニケーションを取ることもできます。
④Facebook広告で詳細なターゲティングができる
Facebook広告は、タイムラインや右側にある広告枠に表示できます。また、Facebookの提携サイトやアプリに表示できる点も大きな特徴です。
これらの設定を駆使し、自社のターゲットにマッチした広告配信が可能になります。
またターゲティングでは以下の3項目を指定できます。
<コアオーディエンス>
ユーザーデータや趣味関心などの条件で指定できる
<カスタムオーディエンス>
自社の顧客データを使用し、成果につながりやすい顧客にアプローチできる設定
<類似オーディエンス>
既存顧客と似た傾向を持つユーザーを対象に広告を表示させる方法
以上のように、実名制による正確な属性情報を広告のターゲティングに活用できるメリットがあります。
⑤Facebookショップの開設が可能
FacebookにはFacebook上に無料でオンラインショップが開設できる機能があります。Facebookショップはカスタマイズ可能で自社の特色を演出しやすいメリットがあります。デザインだけでなく、タブやセクションの追加および動画などの追加も可能です。
ただし、Facebookショップには決済機能はないため、Facebook上の商品カタログを見たユーザーが商品の購入を決めると、外部の自社ECサイトに移動して決済をする仕組みになっています。
Facebookを活用するコツ
いい事尽くしに見えるFacebookですが、運用するにあたって気を付けなければならない点もあります。
①継続的な運用
Facebookで最も重要なのは継続して投稿することです。SNSは日々情報が流れるため、鮮度やトレンドが求められるメディアであり、お客様とのコミュニケーションの場でもあります。投稿が滞るとせっかく獲得したフォロワーを逃しかねません。
更新時間や運用体制をきっちりと決め、継続しやすい環境づくりを心がけましょう。
②迅速なコミュニケーション
運用方針にもよりますが、SNSの性質上、コメントやメッセージに対して早めの対応を期待する人もいます。返信に時間がかかる場合は、その旨をページ情報に記載するなどの対応をとりましょう。
コメントについての対応方法を予め検討しておくといいでしょう。
③アプリのアップデート
Facebookに関わらず、SNSは日々、見た目や機能がアップデートされます。ですから、常にアプリのアップデートを行い、新しい機能に対応していきましょう。
【まとめ】
Facebookは、詳細なターゲティングや分析がしやすく企業のマーケティング施策として有効活用したいものです。
今回ご紹介したFacebookページの運用におけるメリットとコツをしっかりと把握し、効果的に活用していきましょう!
次回、「Facebookアカウント作成方法について」をご紹介します。是非この機会にFacebookを始めてみてはいかがでしょうか。
その他のSNSについて詳しくまとめた記事も作成していますので、ご興味ある方はお読みいただければと思います。
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