良い第一印象を残すためにも、会社の顔である「ロゴ」にはこだわりたいものですが、「ロゴマーク」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか? マークなの?文字?シンボル?何だかホワっとしていて曖昧ですよね…。「ロゴマークって一体何なのか?」を理解して、ロゴ制作に挑みましょう!
ロゴマークの構成要素
ロゴマークは大きく分けて「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」の2つの要素から成り立っています。
シンボルマークとは?
文字や言葉を使わず、図形やアイコンで表現したもの。
「りんご」のシルエットと言えば、iPhoneで有名な大手IT企業アップル社。親猫が子猫をくわえて運んでいる「クロネコ」のマークと言えば、クロネコヤマトの宅急便を思い浮かべるように、シンボルマークは、視覚的なアプローチが強く、私たちの記憶に残りやすい性質があります。そして、文字よりもデザインの自由度が高いので、イメージを伝えるのに適しています。
ロゴタイプとは?
特定の書体やスタイルで、企業名やブランド名を文字で表現したもの。
文字だけで構成されたロゴタイプは、読みやすく、名前を覚えてもらうのに最適です。
もちろん「ロゴタイプ」だけの企業も多くあります。
例えば、SONY・Google・Cannon・docomoなどなど。
ロゴマークの役割って?
「お客さまに選んでもらう」ために、最初に必要となってくるのがロゴマークです。ロゴマークは会社の「顔」であって、どんな会社なのか?どんなことをしているのか?企業そのもののイメージをお客様に伝える大切な役割を持っています。
・認知度を高める
・企業イメージを盛り込める
・お客様の印象・記憶に残りやすい
良い印象を残したい、名前もしっかり覚えてもらいたい!
となると「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」を組み合わせた「ロゴマーク」がオススメです。
●シンボルマークの重要ミッション=印象づけて記憶に残すこと
●ロゴタイプの重要ミッション=名前を覚えてもらうこと(すなわち、読みやすさが重要)
好感を持たれるロゴは、お客様や取引先にも良いイメージを与えます。
よく、第一印象が大事!身だしなみを整えて!と言われますが、ロゴも同じです。
そして、企業のイメージを視覚的に表現できているか!ということがポイントになってきます。
自然素材を取り扱い、天然素材を最重要視している会社のロゴが、キンキラの未来系だったり、高級志向をうたっているのに、ポップで弾けた感じのロゴでは、企業のイメージがうまく伝わらないですよね!ロゴマークを作る前には、会社のコンセプトをしっかり再認識しておくことが、ロゴ制作をするときに役立ちます。
ロゴを作る!といっても、シンボルマークを作るのか?文字だけでいくのか(ロゴタイプ)?組み合わせで作るのか、そのあたりも決めておくとスムーズです。ぜひ、ロゴづくりのヒントにしてみてくださいね。